旅の指さし会話帳
「旅の指さし会話帳シリーズ」という本がある。インドネシア滞在中にはこれが非常に役に立った。
タイトルが示す通り、旅行者が旅先で困らないような工夫がされている。例えば、「病院に行きたいです」という項目があって、日本語とインドネシア語で書かれている。それを指で指して、インドネシア人に示せばインドネシア語が離せなくても言いたいことが通じるという寸法である。
この本は巻末に単語集が載っていて、本気でこれを暗記すれば、かなりボキャブラリーが増えると思う。
日本人の話すインドネシア語には表現に癖が出る。好きな言葉は何度でも使う。例えば「そして」に相当する言葉に「terus(トゥルース」というのがある。これを使う人間はひたすら「terus」を繰り返すので、いま話題が変わったとすぐ分る。一方、「kemudian(クムディアン)」という表現もあって、これを使う人間はひたすらこれを使う。
だから、日本人が話すインドネシア語を聞いていて、何度も繰り返し出てくる言葉があれば、「あれってどういう意味?」と尋ねると、便利な表現が覚えられるのである。
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